May 11, 2014

カルバリー・チャペル・ジャパン・カンファレンス2014(CCJC2014)


久しぶりの投稿ですね。。。。

先日のゴールデンウィークに、毎年行われるカルバリー・チャペルの日本カンファレンスに参加してきました。
かれこれ、数えてみるとなんと8回目の参加なのですが、大好きなので毎年参加しています。

そして、気づいてみると、写真を殆ど撮っていない。。。(この写真も他の人のを拝借)
なんとも残念なのですが、写真を撮るのを忘れるくらい楽しかったということでしょう。
そうします。

さて、早速カンファレンスの内容ですが、6セッション+1ワークショップという内容でした。
残念ながら、第2セッションとワークショップは参加できなかったのですが、以下簡単ですが、個人的に心に残った部分を、忘れてしまわないうちにまとめたいと思います。

セッション1「信仰によって成長」
「信仰の殿堂」とも呼ばれるヘブル11章がメインのテキストでした。
信仰は目に見えないものを確信させるというところです。
「主に信頼するときに何かが起こる」ということと「信じることは行動を生み出し、状況を変える」ということばが響きました。
私の状況がああだこうだ言う前に、まずは主に信頼することからなのだと。
逆にいうならば、変わらないのは、信頼していないところがあるのではないかということです。
日々の生活の一つ一つの行動・決断が信仰から生まれるものでありたいと思います。

セッション3「聖霊によって成長する」
ヨハネ14章がメインのテキストでした。
「キリストの復活は私たちにも日々起こること」が心に残っています。
『自分の欲、自己中を十字架に付ける』→『キリストから復活の力を受け取る』
ということを日々繰り返していくのだと。
そして、「ふわふわクリスチャン」(山東さんの表現ですが)になっていくこと。
う〜ん、何が「ふわふわ」だったのか曖昧ですが(さすがにノートに取っていなかった・・)、「聖霊に敏感でいること」というのは覚えています。
この聖霊へ導きへの感度を挙げていくことが、ここの成長なのだと受け取りました。
そして、導かれているからといっていつも(人の目から見て)成功するのではないと。
ある意味、神様の働きは不思議で、人には理解出来ない部分があります。それ故、困難に導かれる場合も大いにあるわけです。何も起こらない場合、失敗する場合ももしかしたらあるわけです。それでも、進み続けるのがクリスチャンライフなのかと感じました。

セッション4「奉仕によって成長する」
1ペテロ4章がメインのテキストでした。
このセッションが個人的には一番語られたところでした。
『この言葉が!!』とか『神様がこの時に!!』とかいう経験なのでもないし、前日の積み重ねがあったからなのは間違えないのですが、ここでヒットが出たという感じでしょうか。野球で言うと、前日に塁を埋めて、このセッションでタイムリーが出たということ。
「なぜ仕えるのか」→それは、キリストがまず愛してくれたから。キリストの愛と恵みを知ったから。
「誰に仕えるのか」→人に仕える前に、神に仕える。そして、祈りをとおして、神にまず目を向ける事の大切さを知る。さらに、キリストに心を満たしてもらわないと次へは勧めない。
「人に仕える」→無論、動機は仕えるのではなく、人を愛するというところ。
「どのように仕える」→与えられた、様々な賜物を用いて。各々にユニークな賜物が与えられている。
そして、この最後に「(奉仕を通して)教会が建て上げられるとき、神様が栄光を受ける」というところにつながっていきました。
個人的に、仕えるためにはまず「愛」がないと人には本当に仕えれないということが改めて示されました。自分に愛が欠けていること、そしてどれだけキリストの愛を必要としているのかも。
また、奉仕するには何度も何度もキリストのもとに帰ってこないといけないのだなと。
奉仕の動機も、モデルも、結末もイエス・キリストなのですから。また、奉仕し続けるにもキリストの力なしには、どこかでエンジン切れしてしまうし。。。
奉仕の中心にどれだけ福音を据えることが出来るのか。これ如何で、奉仕のベクトル、持続性、インパクトが大きく変わるのだと感じました。

セッション5「愛によって成長する」
1ヨハネ4章がメインのテキストでした。
「まずは教会内の愛」、このポイントに尽きます。
規模が小さく、教会サイズも小さい日本の教会は、どうしても伝道が必要だと思われがちだし、思ってしまいます。無論、これは何も間違ってはいません。
しかし、そこに傾倒するあまり、教会内の愛が弱まってしまう可能性もある。
チャック・スミスがカルバリー・チャペルを始めたのも、この辺りの気付きが大きかったはずです。信徒を伝道に狩りだす教会ではなく、信徒が愛され養われている教会を目指す
。これが彼のミニストリーの出発地点となっていました。
「世の中の人を愛す」前にまず、「神の家族を愛する」これができなければ、教会が世の中でインパクトと影響力を持つことはできないのだなと。
私自身、教会内にも接しにくかったり、話すことに消極的になってしまう人がいます。
「まずは私がキリストの愛をもって神の家族を愛することから始めないと!」と気付かされました。「愛する決断を自分からしていく」これに尽きます。

セッション6「希望によって成長する」
ローマ6章がメインのテキストでした。
キリストの再臨がある。このメッセージが普遍的に教えいてくれるのは、「常に準備しておく」ことです。
そして、そのために、この希望をもっと理解することで、「備え」への意識がもっと強まるのだと。
私も、「預言を勉強しても、結局キリストは来られるのだから。日々、キリストのために生きていれば問題ないじゃん」と思いがちです。(この意味自体は間違っていない部分もあるのですが)
それではなく、日々キリストのために生きるために、この希望とその意味を理解することが大切なのだと教えられました。


以上が各セッションからです。

今回はかなり自分のダメさを見せつけられましたが、それ以上に励まされました。
日本各地でカルバリーのミニストリーが力強く進んでいることだったり、私の世代もますます大きく用いられていることだったり、次の世代がどんどん信仰に熱くなっていることだったりが、この目で見て実際に感じることができました。
そして、自分がこの働きに招かれているし、参加している。彼らと一緒にこの喜びをもっと分かち合える。このことを知ることができるだけで、私の心は大きな興奮で満たされました。

また、来年が楽しみです。

Soli Deo Gloria